名誉棄損罪~埼玉県警生活安全課と浦和署

埼玉県警生活安全課と浦和署の調べでは、容疑者は2000年10月6日、自分が開設しているWEBサイトに埼玉県浦和市内に住む埼玉県県立高校の女性教諭を誹謗中傷する事実ではないわいせつな書き込み(投稿)を行った。

女性教諭の名誉を傷つけた疑い。女性教諭は知人から書き込みを知らされ、2000年10月24日に告訴していた。

女性教諭は容疑者の高校時代の担任だった。容疑者は自宅に送られてきた同窓会の案内状に女性教諭の名前があり、「いたずら心からやった」と供述しているという。

関連記事や類似事件の記事

自殺の生徒の遺族が、「誹謗中傷された」と提訴

埼玉県川口市で2000年7月に中学1年の男子生徒が自殺した問題で、同級生の母親から中傷文書を送られて精神的損害を受けたとして、遺族が800万円の損害賠償を母親に求める訴訟をさいたま地裁に提訴した。

いじめをした生徒の母親が、差出人不明の手紙を郵送

訴状によると、同級生は数人の生徒と共謀して足げりやいやがらせなどのいじめ行為をし、男子生徒を自殺に追い込んだ。母親は2000年8月~10月の計3回にわたり、「自殺の原因は家庭内にあった」などと遺族らを中傷する内容の差出人不明の手紙を郵送した。

第一回口頭弁論で、被告側は請求の棄却を求めた。被告側は答弁書で手紙を送ったことは認め、それについては謝罪の意思はあるとした。しかし、「いじめを共謀した事実はない」などと主張した。